カードローン 独自審査

銀行と消費者金融会社


まとまったお金が必要なら銀行か消費者金融会社でお金を借りることになります。金利の低さが優先されるので、借りるなら銀行カードローンがいいでしょう。それと、消費者金融会社でお金を借りるのは、昔のサラ金のイメージを思い出す人も少なくないので敬遠する人が多いのです。

もっとも、現在の消費者金融会社は、一昔前のサラ金と呼ばれた頃の消費者金融会社とはまったく別物の貸金業者になっているといっていいでしょう。当時のサラ金と呼ばれていた消費者金融会社の数は全国に3万社を超えるくらいの貸金業者があったのですが、現在は2,000社弱に激減しています。サラ金の数はバブル期の前後が最盛期でもっとも多かった時代ですが、それから30年近くを経て1割以下になったのですから、どれだけ淘汰されたのかがわかります。

サラ金と呼ばれていた30年前というのは、借金の取り立てが厳しく普通に返済いていればいいのですが、ひとたび延滞となると、電話がひっきりなしにかかってくる、さらには家に乗り込んでくるといった強引な取り立てが横行していたのです。サラ金の厳しい取り立ては新聞やテレビのニュースになるくらいで、一家離散や夜逃げ、さらには一家心中などのくらいニュースが連日のように報道されていた時代です。

返済不能になるのは、サラ金の金利が高く返済利息が多かったのが要因です。そのため、度重なる暗いニュースから、「内蔵を売ってでも金を作れ」といった事件まで発生して、それが引き金になったかのように、当局からの引き締めが始まり、金利高の原因となっていた、グレーゾーン金利の撤廃によって上限金利が20%に統一されたこと、それだけならまだ良かったのですが、それ以前の高金利で摂りすぎていた返済利息を新しい金利で引き直して、差額を過払い金請求できるようになったのです。

これによって反対に返済しきれなくなった消費者金融会社がどんどん破綻に追い込まれていきました。大手消費者金融会社の多くも経営破綻したくらいですから、どれだけ高金利で取りすぎていたのかということです。そういった淘汰の時代を経て現在の2,000社弱の消費者金融会社の数となりました。法律も改正されて電話による取り立てというよりも問い合わせというニュアンスになり電話による連絡も制限(正確には控える)されたのです。

そういった経緯もあって、現在の消費者金融会社は全てまっとうで健全な貸金業者なのですが、それでも昔のサラ金のイメージはなかなか払拭し切れていないのが現状です。また、金利も貸金業者の場合は銀行と違って、お金を貸してでしか収益を上げることはできないので、どうしても制限のある中で金利を高くしていかないといけないのです。そのため銀行よりも高金利となっているということです。

銀行カードローンは金利が低くて誰でも借りたくなるのですが、審査基準が厳しくて誰でも気軽にお金を借りるということができません。お金を借りるにもある程度の属性の高さが必要となるのです。この属性というのは、お金の借りやすさや返済能力を測る指標となるものです。属性が高いとお金が借りやすく、属性が低いとお金が借りにくいのです。

属性はさまざまな項目から成り立っているのですが、中でも大きなウエイトを占めているのが雇用形態です。雇用形態というのは正規雇用と非正規雇用の二つに大きく分かれます。正規雇用というのはいわゆる正社員のことで、非正規雇用はパートアルバイトや派遣社員、契約社員のことです。

この二つとは別にフリーランスというカテゴリーがあります。これは、自営業者、個人事業主などさまざまです。業容もまちまちで、ものすごく利益を出している人もいれば、パートアルバイト並みの稼ぎしかない人もいます。ですから、過去3年の収入などで属性が判断されるケースが多いです。

ここでは正規雇用と非正規雇用の人で属性を説明します。正規雇用と非正規雇用を比べると、正規雇用の人のほうが属性が高いのはわかるのですが、それだけではなく、雇用が会社から保証されているかどうかが大きいのです。正規雇用の人は入社時に会社と結んだ雇用契約が定年まで有効です。

いっぽう非正規雇用の人はどうかというと、こちらにも雇用契約があります。ただし有期契約です。正規雇用の人も定年までということでこれも有期契約と言えなくもないですが、非正規雇用の人の雇用契約と比べると無期限の雇用契約と言ってもいいでしょう。非正規雇用の雇用契約の期間は、3ヵ月あるいは6ヵ月長くても1年というものです。その都度雇用契約の更新が必要となるのですが、会社が更新に応じなければ、すぐに退職ということになります。これを雇い止めと呼んでいて、一頃はニュースでも話題になったので記憶に新しい言葉です。

このように非正規雇用の人は、そのときの会社の状況などによって労働力が調整されるので、雇用がとても不安定です。そのため、銀行からみるとこれが収入が安定していないということになるのです。となると属性も必然的に低くなり、銀行カードローンの審査も通りにくいということです。

銀行カードローンの審査が厳しいのは、銀行カードローンの原資が、口座開設者が口座に預金した預かり金ということが大きいです。大切な預かり金はいつでも必要に応じて引き出しを行います。そういったお金は常に銀行も用意しておかなければいけませんから、カードローンで融資したお金が貸し倒れに遭うのを非常に警戒しているのです。

そのためリスク回避のために、銀行は保証会社と提携しています。したがって、銀行カードローンに融資の申し込みをすると銀行と保証会社の2者から審査を受けることになります。当然ですがどちらかいっぽうでも審査に落ちれば融資を受けることはできません。

保証会社の役割というのは返済の保証です。カードローン利用者が銀行に対して返済不能のなった場合は、カードローン利用者に代わって保証会社が残りの債務全額を銀行に支払います。そのご、立て替えた残りの債務全額は、保証会社がカードローン利用者(債務者)に請求するのです。その時点ですでに債務整理に入っていますから、保証会社と債務者の間で任意整理の交渉が始まることとなります。保証会社はいわゆる債権回収会社ということですね。

銀行カードローンにはデメリットもあります。それは、即日融資に対応していない点です。一頃はメガバンクのカードローンを中心に、即日融資を大々的に宣伝してきました。しかし、現在ではそのような宣伝広告を見ることはありません。それは、銀行カードローンに融資の申し込みをすると、申込者を警察庁のデータベースにアクセスして信用情報を照会しなくてはいけなくなったからです。

不正融資を防止する施策のためですが、その照会情報を得るのは早くても翌日以降となるのです。そのため、物理的に即日融資は不可能となったのです。ですから、即日融資を得るためには消費者金融会社のカードローンに頼るしかないということですね。

消費者金融会社から借りる


銀行カードローンの審査に通らない場合は、消費者金融会社からお金を借りるしかありません。消費者金融会社と一口にいっても、業容によって大手消費者金融会社、中小消費者金融会社、さらには小規模な消費者金融会社である街金に分けられるのです。

カードローンを消費者金融会社から借りる場合、カードローンを扱っているのは大手消費者金融会社と一部の中小消費者金融会社しかありません。それでも、カードローンは消費者金融会社の中で利用するなら一番のおすすめです。それは多彩な申し込み方法でどこからでも申し込みがしやすいからです。

WEBや店頭での申し込みはもちろんなのですが、電話での申し込みに対応しているのは、かなりポイントが高いです。ネットや店頭での申し込みができない人にとって電話で申し込みができるのはかなり便利です。また、そういった対応スキルを持っているのも大手消費者金融会社ならではといえるでしょう。

他には、メガバンクと提携している消費者金融会社でしたら、メガバンク行内の自動契約機を利用することができます。これは何気に便利といえるでしょう。そして、大手消費者金融会社のカードローンの申し込み方法として特筆すべきは、無人契約機です。全国各地に設置されていて、24時間365日稼働しています。つまり、何時いってもカードローンの申し込みができるのです。

そして、即日融資にも対応していて当日の22時までに申し込み手続きを終えて審査に通ればすぐにローンカードが発行されます。それをもって最寄りのコンビニATMでキャッシングができるのです。もっとも、消費者金融会社の中でもカードローンの審査基準は高く、延滞歴のある人でしたら、審査に通ることは難しいでしょう。

中小消費者金融会社と街金


2,000社近くある消費者金融会社のほとんどは中小消費者金融会社と街金です。大手消費者金融会社の知名度が高く、消費者金融会社の代名詞的な存在ですが、数で言うと数社程度ですから、ほとんどの消費者金融会社は中小消費者金融会社と街金なのです。

中でも中小消費者金融会社は業容が広く、上はカードローンを扱うような業容の大きな中小消費者金融会社もあれば、街金に毛が生えたような中小消費者金融会社もあります。業容では大手にかなわないので、特色をもった貸金業者が大いのも中小消費者金融会社の特徴となっているのです。

例えば、おまとめローンに特化したところや、法人への貸し出しに特化したところ、店頭での受付を一切せずにWEBのみでの申し込み受付や対応をするところなどです。他にも小回りのきく中小消費者金融会社ならではのきめ細かいサービスをするところも多いのが特徴です。

街金は地元の貸金業者といった風情ですから、大々的に宣伝する必要もなく、ホームページを持たないところがほとんどです。ですから、街金で借りるにはネットで住所や電話番号を調べて、店舗に行くしかありません。貸出金額も10万円程度が相場ですし、審査も緩いので借りやすくなっているのが特徴です。もっとも、街金に行くほど金利は高くなるのでえその点には注意したほうがいいでしょう。

ブラックでも借りることができる?


一般的にブラックとなるとどこからでもお金を借りることはできません。しかし、ネットの口コミサイトではブラックでもお金を借りることができたという投稿をよく見かけることがあります。

銀行や大手消費者金融会社のカードローンでは絶対にブラックの人は借りることができないのですが、ブラックでも借りることができるのは、信用情報機関を通さないで独自審査を行っている一部の中小消費者金融会社や街金です。信用情報機関に照会しないのですから、過去の属性は不問で現在の属性のみで審査するのです。

現在の属性となると、電話による在籍確認と収入証明書の提出となります。この二つがくりあされれば審査OKとなる場合が多いのです。ですから、ブラックでも必ず借りることができるといわけではないことに注意が必要です。

消費者金融会社で借りることができなかったら


属性が低くても、働いてさえいれば街金から借りることが可能ですが、事情によって消費者金融会社を利用しないという選択をする人もいます。そういった人はお金の調達をどうしたらいいのかというと、少額融資でよければ、ネットの個人間融資掲示板を利用するという方法があります。

個人間の貸し借りになるのでリスクもありますが、すでに貸し出し実績の多い人が多くそういった人から借りるといいでしょう。審査は特になく交渉次第ですぐに振り込んでくれます。融資額は多くても街金並みの10万円程度ですが、ほぼ確実に借りることができます。金利手数料という概念はなく、10万円借りたら11万円返すといった交渉が多いです。法外な金利手数料にならないところがメリットと言えるかもしれません。